スキャルピング

スキャルピング|回数・保有時間ともに制限なし

FXTradingMarketsはスキャルピングを制限していません。1日あたりの取引回数、最短保有時間、指標発表時の取引のいずれにも制約を設けていません。NDD方式のためリクオートも発生しません。ただしスキャルピングではコストが利益に占める割合が決定的に重要になります。その数字を開示します。

取引回数

制限なし

最短保有時間

制限なし

リクオート

なし

推奨口座

RAW

スキャルピングに関する取引条件

1日あたりの取引回数制限なし
最短保有時間制限なし(秒単位の決済も可)
指標発表前後の取引制限なし
EA(自動売買)の併用制限なし
同一銘柄の両建て可能
リクオート発生しません
約定方式NDD(STP/ECN)
平均約定スピード0.12秒(120ミリ秒)
約定率99.82%
最小取引数量0.01ロット
最大保有ロット数50ロット(プロ口座は100ロット)

制限しないのは、制限する動機がないからです

当社の収益はスプレッドと取引手数料のみで、お客様の損失は当社の利益になりません。NDD方式で注文を流動性提供者へカバーしているため、取引回数が増えることは当社の収益にとってプラスです。スキャルピングを制限する理由が構造的に存在しません。

DD方式の業者がスキャルピングを制限することがあるのは、顧客の注文の相手方となる立場上、短期売買が自社のリスクになるためです。約定方式と制限の有無は連動しています。

コストが利益に占める割合

スキャルピングが他の手法と決定的に違うのは、1回あたりの利幅が小さいためコストの比重が跳ね上がる点です。USD/JPYで狙う値幅ごとに、コストが利益の何%を占めるかを計算しました。

狙う値幅スタンダード(1.2pips)RAW(実質0.9pips)プロ(0.6pips)
3pips40.0%30.0%20.0%
5pips24.0%18.0%12.0%
10pips12.0%9.0%6.0%
20pips6.0%4.5%3.0%

20pipsを狙う手法ならスタンダード口座でもコスト比率は6%にすぎませんが、3pipsを狙うなら40%が消えます。同じ手法でも口座タイプを変えるだけで、この比率が40%から30%へ下がります。

スプレッドは変動制のため、上表は最小スプレッドでの計算です。流動性の低い時間帯や指標発表の前後には拡大するため、実際のコスト比率はこれより高くなります。

口座タイプが必要勝率を6%変えます

コスト比率よりも直感的なのが「必要勝率」です。利幅3pips・損切り2pipsという典型的なスキャルピングの設定で、損益が±ゼロになる勝率を計算しました。

口座タイプ実質利益実質損失損益分岐の勝率
プロ(0.6pips)2.4pips2.6pips52%
RAW(実質0.9pips)2.1pips2.9pips58%
スタンダード(1.2pips)1.8pips3.2pips64%

同じ手法で、勝率64%が必要か58%で足りるかが変わります

コストは利益からも損失からも差し引かれるため、利幅を削ると同時に損失幅を広げるという二重の作用があります。利幅3pipsからコスト1.2pipsを引くと実質1.8pips、損切り2pipsにコスト1.2pipsが加わって実質3.2pips。この非対称が必要勝率を押し上げます。

スタンダード口座で64%、RAW口座で58%。6ポイントの差は、手法の改善で埋めるには大きな数字です。数pipsを積み上げる手法なら、口座タイプの選択が手法そのものより効くことがあります。

月100ロットを取引する場合、年間のコスト差は360,000円です(スタンダード1,440,000円 対 RAW 1,080,000円)。ただしRAW口座はボーナス対象外のため、入金ボーナス500USDを加味すると累計250ロットまではスタンダード口座のほうが有利になります。

スキャルピングに適した環境の整え方

時間帯を選ぶ

スプレッドが最も狭いのはロンドンとニューヨークが重なる21:00〜26:00(冬時間)です。逆に7:00〜9:00は拡大しやすく、コスト比率が跳ね上がります。

銘柄を選ぶ

RAW口座の取引手数料は一律6.00USDですが、1pipsの価値が大きい銘柄ほど相対的に安くなります。EUR/USDでは0.6pips相当、USD/JPYでは0.9pips相当です。

通信環境を整える

公表している0.12秒は当社サーバーでの計測値です。無線LANやモバイル回線では数十〜数百ミリ秒が加算されます。秒単位の手法ではVPSの利用を推奨します。

  • 許容スリッページを設定する― MT4・MT5の発注画面で「価格差の許容範囲」を指定すると、想定外の価格での約定を防げます。ただし約定機会を逃す可能性とのトレードオフです
  • ゴールドでRAW口座を使わない― ゴールドは1pipsの価値が1.00USDと小さく、定額6.00USDの手数料が6.0pips相当になります。ゴールド中心ならスタンダード口座またはプロ口座が有利です
  • 口座を分ける― 最大8口座まで無料で保有でき、資金移動は即時・無料です。「FXはRAW口座、ゴールドはスタンダード口座」と使い分けることでコストを最小化できます

禁止されている取引との線引き

スキャルピングそのものは自由ですが、市場価格の形成に基づかない利益の取得は禁止しています。何が禁止で何が自由かを明確にします。

取引扱い理由
数秒で決済する短期売買自由値動きを予測した通常の取引です
1日に数百回の発注自由回数の制限は設けていません
指標発表をまたぐ取引自由制限していません
同一口座内のヘッジ目的の両建て自由リスク管理の手段です
EAによる高頻度取引自由制限していません
レイテンシ・アービトラージ禁止配信の遅延を利用し、確定した値動きに事後的に発注する行為
ティック・スキャルピング禁止配信レートの一時的な誤差のみを狙う行為
業者間アービトラージ禁止相場変動リスクを負わず価格差のみを収益源とする取引
ゼロカット目的の両建て禁止損失側をゼロカットで免れることを目的とした取引
複数名義での協調取引禁止他者と口座を分けて同一の両建てを構成する行為

判断の基準は「値動きを予測して利益を狙っているか」「システムや配信の不備を利用しているか」です。前者であれば手法・回数・保有時間を問わず自由にご利用いただけます。

禁止行為に該当が確認された場合、当該取引から生じた利益の取り消し、および口座の凍結の対象となります。

よくあるご質問

スキャルピングに申請や許可は必要ですか?

不要です。全口座タイプでそのままご利用いただけます。取引回数、最短保有時間、指標発表時の取引のいずれにも制限を設けていません。

スキャルピングにはどの口座が有利ですか?

取引量が多い場合はRAW口座です。USD/JPYの往復コストが900円で、スタンダード口座より300円安くなります。利幅3pips・損切り2pipsの設定なら、必要勝率が64%から58%に下がります。ただしRAW口座はボーナス対象外のため、累計250ロットまではスタンダード口座が有利です。

秒単位で決済してもよいですか?

問題ありません。最短保有時間の制限は設けていません。ただし配信レートの一時的な誤差(スパイク)のみを狙うティック・スキャルピングは、値動きの予測に基づかない取引として禁止しています。

リクオートは発生しますか?

発生しません。NDD方式のため、注文を差し戻して価格を再提示する仕組み自体を持っていません。約定するか、注文が取り消されるかのいずれかです。

指標発表時にスキャルピングしてもよいですか?

制限していません。ただしスプレッドの拡大とスリッページが生じやすく、コスト比率が通常より大幅に高くなります。逆指値を飛び越えて約定する可能性もあるため、ロット数を抑えることを推奨します。

ゴールドのスキャルピングはどの口座ですか?

スタンダード口座またはプロ口座です。ゴールドは1pipsの価値が1.00USDと小さいため、RAW口座の定額6.00USDの手数料が6.0pips相当となり、最も高コストになります。詳しくは取引手数料をご確認ください。

アービトラージとスキャルピングの違いは何ですか?

値動きを予測して利益を狙うのがスキャルピングで、これは自由です。一方アービトラージは、レート配信の遅延や業者間の価格差といったシステム上の不備を利用して、相場変動リスクを負わずに利益を得る行為であり、規約により禁止しています。

約定スピードが公表値より遅く感じます

公表している0.12秒は当社サーバーでの計測値であり、お客様の通信環境による遅延は含まれていません。無線LANやモバイル回線では数十〜数百ミリ秒が加算されます。MT4・MT5の「操作履歴」で発注と約定の時刻差を確認すると、ご自身の環境での実測値が分かります。

制限のない環境でスキャルピングを始める

RAW口座は最小入金200USD、USD/JPY 0.0pipsから。デモ口座なら入金・本人確認なしで約定環境を確認できます。口座開設は最短3分・無料です。

【リスク警告】CFDおよびレバレッジ取引は高いリスクを伴い、投資した資金の全額を失う可能性があります。本ページの必要勝率およびコスト比率は、最小スプレッドと1USD=150円を前提とした計算例であり、将来の運用成果を示すものではありません。スプレッドは変動制のため、実際のコストはこれより高くなる場合があります。お取引の前に必ずリスク開示をご確認ください。